プラハ旅4

10月19日。
完全に1日一人で動かなきゃいけない日。
美術館は10時オープンなのでちょっと時間あるし、
ホテルのあるエリアの近くを散歩することに。
でも、外に出てビックリ。めちゃめちゃ霧でした。
ちょっと歩いたところにある、テレビ塔も霧でよく見えない。


で、ここからホテルの前を通るトラムに乗って移動と思ったんですが、
乗り場までなかなかたどり着けず、
しかも目の前で行かれてしまい、だいぶ待つ羽目に。寒かった。
26番のトラムだったかにようやく乗れて、一気に移動。
トラムを降りて、坂を上っていざ、
ヴェレトゥルジュニー宮殿へ。

宮殿っつってもビルです、見た目。
近代美術館みたいな感じらしい。ピカソとかあるとかHPで見た。
でも、私の目的は『スラブ叙事詩
英語ではスラブエピックって書かれてたので、
むちゃくちゃ英語で「ムハ、スラブエピック、ワンパーソン。スラブエピックオンリー」と言いました。
特別展と通常展を両方見れるお得チケットがあったのですが、
それじゃないよーと言いたかったわけです。
一応通じました。
「英語のガイドブックが中にあるよ」と言ったらしいのですが、
私がアホヅラしたせいか、もう一度言ってくれる。
でも、英語のガイド見てもわかんねーし。
ある程度、去年六本木で概要は見てたのでいいやーと絵に挑む。

8メートル×6メートルとか書いてるんですけど…
え、テンペラ画なんだ!とかキャプションに驚く。
そして、めっちゃ展示場が寒い。
そのうえ暗い。絵に変な光が当たってて見にくいんだよねー。

途中、日本人が増えてきて写真を撮ってたんで、
撮ってもいいんですか?と質問したところ、
フラッシュたかなかったいいらしいですよと教えてもらったので、
私も絵を撮影。絵をバックに写真も撮ってもらったんだけど、絵が切れてるんですよね・・・
そして、ここでデジカメのメモリーがなくなる・・・
写りの悪い写真を何枚か消して、画素数を下げることになりました。


お昼ご飯は近くにある「ボヘミアベーグル」ってお店で。
店員がめっちゃパンクスのお嬢さんでビビった。
ツナのベーグルとジンジャーティー
食べようとすると崩壊する。難しい食べ物です。
お店の目の前にトラムの停留所があったので、そこから24番のトラムに乗って、
共和国広場へ。
13時スタートの市民会館のガイドツアーに間に合うようにつかなきゃいけないので、
結構ギリでドキドキでした。15分くらい前についたのかな。
市民会館に急いで駆け込んで、窓口にあったガイドツアーの時間案内を指差し、
This oneと。で写真撮影は別料金なのは知ってたので、
カメラ!と訴えてみるも通じず、写真を撮るジェスチャーでピクチャーと連呼。
やっと通じてカメラ用チケットも購入。

基本英語のツアーなんですが、日本語のレジュメを貸してくれます。
中には「我が祖国」で有名なスメタナの名前を拝したホールがあったりします。

はい、どーん。のだめでも使われたんだってさ。
ミルフィがコンサートしたところ、だったかな。
市民会館がこのレベルってのがすごいよ、プラハ

で、ここでのお目当てはミュシャが装飾を手掛けた「市長ホール」




いやん素敵。
華やかだったパリ時代の装飾の雰囲気もありつつ、
絵はスラブ民族の誇りみたいな感じです。
目力強め。

これで、目的達成。
ほんとは最後のアトリエにしてたズヒロフ城とか行きたかったんですが、
自力では行ける自信もなく、断念したんですけどね。


後は消化試合で、モーツアルトがオルガン演奏したとかいう、
聖ミクラーシュ教会に出かけてみたりしました。
ここも、時間スレスレで入場したので焦ったー。
そのあと、ミュシャの墓のあるヴィシェフラド墓地まで行ったんですが、
時間切れで入れず。
寒空の下すごすごホテルまで戻ることになりました。
めっちゃトラム乗った。

で、夕飯はホテルの近くのレストランで。

英語のメニューをみつつ、チェコの伝統料理を指差しで注文。
豚肉のローストのクネドーリキとザワークラフト添え。
チェコ語でヴェプショ・クネドロ・ゼロと言うメニューです。
中華まんの皮みたいな味のクネドリーキと豚と酢キャベツ。
全部重ねてパクリ。うまい。
でも、途中で味に飽きました。
サラダとか頼めばよかった。
昼食べすぎたから、量的には問題なかったのだけども。

そして、お会計が難しいですね。
伝票もってレジに行くスタイルが大好きです。
店員さんを呼ばなきゃお会計できません。
「プラチット、プロシーム」とチェコ語で「お会計お願い」だけ覚えて言ったんですが、
通じませんでした(涙)
英語で会計って何??と焦り、マネーとか言ってみたり。billで良かったのかなぁ・・・