プラハ旅2

風呂に入って1時間くらいうたた寝したせいか、あんまり眠れず朝を迎える。
でも、9時からオプショナルツアーがあるので、8時にはホテル出る予定で、
6時起床。


朝ごはんは地下にあるレセプションホールで。
コンチネンタルブレックファーストって言うんですが?
パン・チーズ・ハム・ベーコン・たまご・サラダ・トマトビーンズ・シリアル・フルーツ。
をバイキング形式で。毎日メニューは同じなので、
どうバリエーションつけるかが課題でした。


ホテルを出発して、歩いて集合場所に向かう。
トラムって手もあったけど、よーわからんし怖いしと、
歩くことを選択。
ホテルが坂の上にあるから、行きは下りなんで、楽かなと。
結構ドキドキしながら事前にグーグルマップで調べてたルートを通り、
集合場所のヴァーツラフ広場へ。

なんか、英雄です(笑)聖ヴァーツラフ像。
ここの下で集合だったんですが、早く着きすぎた(笑)
そして、アジア人いっぱい。
このヴァーツラフ広場。
広場って言っても、大通りって感じ。名古屋の久屋大通みたいな?
しかも、ヴァーツラフ像が一番高い位置にあって、長い下り坂になってる。

ヴァーツラフ像の後ろに見える国立博物館は休館中。
ここに飾ってる写真のオッチャン誰なんかなーって思ったら、
チェコが共産圏から抜けた最初の大統領。
ヴァーツラフ・ハヴェル氏なんだそうで。
英雄の名前が付いた人が、新しいチェコの象徴ってのもすごい話ですな。


この広場で焼身自殺した学生がいたんだそうで。
そのレリーフ。ほんの30数年前までは自由の許されない国で、
命を懸けて抵抗する時代だったんですね。
プラハの春って言葉は聞いたことがあったけど、
それはそう遠くない昔の話だったとは。
この、ヴァーツラフ広場にソ連軍の戦車が乗り入れたりしたそうな。

日本人ガイドさんに連れられ、他3人の日本人の方と一緒に、プラハ城を目指します。

9番のトラムに乗っていざ移動。途中22番に乗り換えてプラハ城の上の方まで行きました。

北門から入ったんですが、回って正門へ。
この正門は、建設当初とは変わってて、これもまたチェコの歴史の象徴なのかもしれないけど、
オーストリアのハプスブルグ家の支配下にあったころ、
マリア・テレジアによって作られたのだとか。
この門の上についてる巨人が怖い人は入ってくるなっていう、
キリスト教への忠誠を誓うとかなんとか解説してたなぁ。
でも、そんなに怖くない…カトリックの人は恐れてたのか??


衛兵交代があるので、間近で鑑賞。
お昼の交代式はもっと豪華らしい。


聖ヴィート大聖堂に入るのが今回の目的の一つでした。
が!ここはチェコキリスト教の総本山。
日曜の午前中はミサがあって、このツアーで入れないと知ってたけど、
この日は土曜日。大丈夫と思ってたら、
この日いきなり特別なミサがあるから入れないとか言われた・・・
午後から来てくださいとガイドさんに言われて、しょんぼり。
プラハ城内鑑賞券のショートコース(4施設に入場できる)を250コルナで買ってたんだけど、
これが2日間有効なのですね。
なので、明日の午後でもいいですよ〜との事でした。



チケットを使って、旧王宮の中へ。
オリジナルのプラハ城はこの部分になるんですね。
バロック建設とかゴシック建設とかいろんな建築様式があるプラハの町。
この旧王宮の天井も建築様式がわかりやすいんだそうです。
レプリカだけど3種の神器も飾ってあった。
マリア・テレジア肖像画も飾ってあった。
あと、窓から人を投げたっていう窓も。
冗談みたいな話に聞こえるけど、これがきっかけで宗教戦争が起こって、
オーストリアに支配されるって言う笑えない話になるのですね。


こちらもチケットを使って聖イジー教会へ。
ジーって英語で言うとジョージだそうです。
ドラゴン退治をした有名人。なんとなく聞いたことあるぞ。
ここの最後にヤン・ネポムツキーって人の礼拝堂がくっついてます。
増築が好きなのかな、ヴィート大聖堂も増築増築しまくったものらしいので。
ヤン・ネポムツキーさんは、その当時の王様ヴァーツラフ4世の奥さんの懺悔を聞いて、
王様にその内容を教えろと強要されたのを、断って、
橋の上から落とされたって人。


最後は黄金小路。土産物屋が集まってます。
このエリアに入るのにチケットがいるんですよねー。
ここにはフランツ・カフカが住んでたという家があります。
上の方がつながってて、甲冑とかひたすら並んでます。
ちょっとテンション上がりました(笑)


プラハ城から坂を下って、カレル橋へ。
モルダウ川に掛かってます、これ。
水害の多い町なんだそうですが、古くから残ってる強固な橋。

ここにもヤン・ネポムツキーさんがいます。一人だけ青銅なので色が違います。
そしてその台座のレリーフを触ると願いがかなうそうです。
そして、この橋には何体も聖人像があるんですが、
あの、フランシスコ・ザビエルがいます。





カレル橋を渡り終えて、天文時計を見て、旧市街広場に到着。
人がいっぱいいます。
塔がそびえたってるティーン教会を眺めて、入り組んだ道を移動。
解散場所は市民会館前。
その名の通り市民会館なんですよ、ここ。お洒落すぎる…